24年ぶりの円安水準が続くなか、日銀の黒田総裁は岸田総理と会談し、「急激な為替の変動は好ましくない」と改めて述べました。
日銀・黒田総裁「急激なですね、為替レートの変動というのは企業の経営方針というかですね、そういうものを不安定にする。将来の不確実性を高めてしまうという意味で好ましくない」
日銀の黒田総裁は岸田総理との会談で国内外の経済情勢などについて説明し、「もちろん為替市場についても話をした」と明かしました。
総理から特別な要望などはなかったということです。
そのうえで「為替市場の動向を注視していく」と強調しました。
会談の後、円相場は143円台後半から一時、142円台まで円高が進みました。
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