日本株

株価、一時500円超値下がり 米銀行の破綻相次ぎ(2023年3月13日)

 東京株式市場の日経平均株価はアメリカで銀行の経営破綻が相次いだことを受けて一時500円以上、値下がりしました。

 週明けの東京株式市場は先週末からアメリカで史上2番目となる規模のものも含め、銀行の経営破綻が相次いだことを受け、取引開始直後から銀行や保険など金融株に売りが広がりました。

 また、外国為替市場で円高が急速に進んだことから自動車株などを中心に輸出関連の銘柄も売られ、日経平均株価は一時500円以上、値下がりし、2万7706円で午前の取引を終えました。

 市場関係者は「アメリカの金融当局が、預金者保護の対応に乗り出したことで問題は収束に向かう」とみる一方で「アメリカの金融システムに市場から疑問が投げ掛けられている」として、先行きの不透明感も指摘しています。
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